首の痛み
neck pain
首の骨（頚椎）は、重さが6~8キロある頭を支えています。日頃より首には大きな負担がかかっており、多くの方が首の悩みをかかえています。交通事故にて首が痛くなる場合、スポーツをしていて急に痛くなる場合、加齢などで軟骨が擦り減り痛くなる場合、特に原因がなく少しづつ痛みがひどくなってくる場合などがあります。いでた整形外科クリニックでは、詳しく問診をとり可動域（動きの角度）、圧痛の場所で痛みの原因を特定したり、画像検査（レントゲン・エコー・MRI）などで診断を行い、薬物療法・注射・物理療法や運動療法で治療を行います。いでた整形外科クリニックは、島原市内のクリニックで一番理学療法士の人数が多くリハビリテーションに力を入れてます。診断、治療を通して、精一杯サポートします。島原市はもちろん、雲仙市や南島原市から多くの患者様にご来院いただいてます。首の痛みがある方は、すぐ治るだろうと放置せずになるべく早めに受診されることをお勧めします。
院長 出田 聡志
頚肩腕症候群とは、首、肩、腕に痛みや痺れを伴います。最近話題のスマホ首「ストレートネック」も原因の一つです。長時間のスマートフォン利用やデスクワークなどにより筋肉の疲労が起こり痛みを引き起こします。放置していると痺れや筋力低下を起こす事がありますので早めの治療をお勧めします。
治療
内服薬や外用薬、注射、物理療法等で治療します。症状が改善しない場合や、長く症状が続いてる方にはリハビリテーションをお勧めします。
変形性頚椎症とは、首にある頚椎という骨をつなぐ、椎間関節の軟骨や椎間板がすり減ってしまい痛みや神経を圧迫し、痺れなどの神経症状を引き起こします。また、加齢に伴い骨のトゲ（骨棘）が形成され、周りの神経を刺激して腕や手の痛みやしびれを引き起こす事もあります。レントゲン検査やMRIで診断します。
治療
内服薬、外用薬、牽引などの物理療法、リハビリテーションなどで治療をします。
頚椎椎間板ヘルニアとは、頚椎の間にある椎間板と椎間板の間のクッションの一部が神経を圧迫し、しびれや痛みなどの症状が起こります。脳から信号は頚椎にある頚髄を通して届けられるため、腕や、手、下半身と全身に症状が生じます。MRI検査で診断します。
治療
内服薬・外用薬、牽引なのど物理療法やリハビリテーションで治療を行います。症状が強い方は、超音波を用いた神経ブロックを行い、手術をおすすめする事もあります。術後は当院でリハビリテーションを行うことができます。
頚椎性神経根症とは、加齢などにより頚椎の椎間板の膨隆や骨のトゲ（骨棘）の変化にが起こり、脊髄から別れて上肢へゆく神経根が圧迫されたり刺激されたりして腕や手指のしびれや痛みなどの症状を引き起こします。MRI検査で診断します。
治療
内服薬・外用薬、牽引なのど物理療法やリハビリテーションで治療を行います。症状が強い方は、超音波を用いた神経ブロックを行い、手術をおすすめする事もあります。術後は当院でリハビリテーションを行うことができます。
外傷性頚部症候群とは、交通事故などの外傷により頚部痛や肩こり、頭痛、めまい、手のしびれなどの症状がでます。「むち打ち」とも呼ばれます。当クリニックでは、交通事故の治療を行っています。自賠責保険が適応されますので保険会社へ確認ご受診されてください。
治療
内服薬、外用薬、注射やリハビリテーションで治療を行います。症状が強い場合にはネックカラーを装着します。
胸郭出口症候群は年齢に関係なく発症しますが、なで肩で肩こりを起こしやすい女性に多い疾患です。オーバーヘッド動作の多いスポーツ（バレー、野球など）をしている中高生でも起こす場合があります。肩こり、腕や手の痺れやだるさから発症し、進行すると筋力が低下することもあります。姿勢によって症状が変動することがあり、歯磨きやドライヤーなど肩を上げる動作で症状が出現することが特徴です。首から出てきた神経の束（腕神経叢）が、斜角筋などの首の筋肉に圧迫されることが原因とされています。診察、画像検査などで診断を行います。
治療
筋弛緩剤などの内服、物理療法、リハビリなどを行います。神経周囲を剥離するための注射も効果的です。症状が強い方は、超音波を用いた神経ブロックを行います。
