• いでた整形外科クリニック
  • いでた整形外科クリニック
  • いでた整形外科クリニック
足底腱膜炎 足底腱膜炎

足底腱膜炎
plantar fasciitis

足底腱膜炎

足底腱膜炎とは

足底腱膜炎は足の裏にある足底腱膜と呼ばれる腱膜が炎症を起こしている状態のことです。
足底腱膜は足の土踏まずを支える役割があり、足をアーチ状にすることで地面からの衝撃を吸収したり、蹴り出す際のエネルギーとして活用されたりします。 しかし、使いすぎなどによる過剰なストレスがかかると、この足底腱膜に炎症を引き起こします。この状態のことを足底腱膜炎と言います。炎症の好発部位は踵付近ですが、足底腱膜の中央部分(土踏まずの真ん中)や指の付け根付近に起こることもあります。

こちらのページでは足底腱膜炎について詳しくご紹介していきます。

足底腱膜炎について

足底腱膜炎の症状

ご来院いただく患者さんからよく聞く症状は、歩く際の痛みです。
特に「朝起きてからの最初の一歩」や「急に歩き出す瞬間」などが特徴です。その他にも下記の症状がある方は足底腱膜炎の可能性があります。

土踏まずを押すと痛い
土踏まずに突っ張っている感覚があり、違和感がある
運動後にじわじわ痛みが出てくる
運動した次の日に痛みが強くなる
朝起きた時の痛みは、動くと徐々になくなる
階段で痛みが強くなる
つま先立ちをすると痛みが強くなる

特徴は歩いている際の痛みですが、その他、日常生活でも土踏まずやかかとの部分に痛みを感じる場合は、早めの受診をおすすめします。放置していると、半年〜1年以上症状が続き、治療してもなかなか治らない「難治性足底腱膜炎」になる場合がありますので、我慢はできるだけしないようにしましょう。

足底腱膜炎の原因

足底腱膜炎の原因として、
①足に過剰の負担がかかる(使いすぎ)
②靴が足の形状に合っていない
③体重の増加や加齢による変性
④扁平足や外反母趾、ハイアーチなどの足の形の異常が挙げられます。
その他、歩き方の問題、足部の機能障害、ふくらはぎの筋肉の硬さ、筋力不足などが原因となる場合もあります。

①過剰に足に負担がかかる(使いすぎ)

ジャンプやランニングなど繰り返すことで、足底腱膜に牽引力や圧迫力が加わります。これにより足底腱膜に小さな傷や炎症が生じ、痛みを引き起こします。特に硬い地面(コンクリートなど)での運動や長時間の立ち仕事をしていると、症状が悪化することがあります。

②靴が足の形状に合っていない

ヒールなどの踵を上げる靴を着用していると、常につま先立ちをしている状態になります。それによって、ふくらはぎの筋肉が硬くなることがあり、足首の動きが制限され(足関節の可動域制限)、足底腱膜への負担が増加します。また、クッション性のないフラットな靴底の靴も避けるべきです。

③体重増加や加齢による変性

体重の増加によって、土踏まず(アーチ)に負担がかかります。また、土踏まずを構成する一つの筋肉である後脛骨筋(こうけいこつきん)の筋力低下により、土踏まずが崩れて、扁平足などの原因となり、足底腱膜に炎症が起こりやすくなります。

④扁平足や外反母趾、ハイアーチなどの足の形の異常

扁平足や外反母趾、ハイアーチ(土踏まずが高く、足の甲が出っ張った状態)などの足の形状を持つ方は、足底腱膜に大きな負担がかかるため、足底腱膜炎になりやすいです。

足底腱膜炎の診断

当院における足底腱膜炎の診断は、主に問診、疼痛誘発検査、画像診断(MRI検査、レントゲン検査)、超音波検査(エコー検査)で行います。

問診

足の痛みの箇所や腫れを見て、足の状態を確認したり、日常生活での痛みのでかたや職業などを問診して診断の手掛かりにします。

疼痛誘発検査

足底腱膜の圧痛、腫れや痛みの場所などを確認して、足底腱膜炎か、それ以外の疾患(脂肪体炎、母趾種子骨障害、外脛骨、外側足底神経枝の絞扼性神経障害など)の可能性があるかどうかを判断します。

画像診断・超音波検査(エコー検査)

筋肉・骨・腱の状態やほかの病気との鑑別のために、必要に応じてMRI検査、レントゲン検査、超音波検査(エコー検査)などを行っております。
足底腱膜自体の炎症は、レントゲン検査での異常所見は基本的には認められませんが、まれに腱が付着している踵の骨の部分に骨棘などの変形を認めることがあります。
一方、MRI検査では踵周辺を含めた足全体の炎症の程度や範囲、腱の異常まで精査することができます。踵骨の骨棘が痛みの原因の場合も、MRIで判断することができ、MRIによる画像診断が有効な場合が多いです。
超音波検査では足底腱膜が付着している周辺の組織の腫れや肥厚、炎症の有無などを確認することができます。
当院はMRIを院内に完備しているため、予約に空きがある場合は当日中にMRI検査を受けることができます。

足底腱膜炎の治療法

当院における足底腱膜炎の主な治療法として、理学療法士による運動療法(リハビリテーション)、物理療法、薬物療法、注射、装具療法といった保存療法と体外衝撃波治療やPFC-FD療法といった新たな治療法があります。

保存療法(手術をせず、まず最初に取り組む治療法)

・理学療法士による運動療法(リハビリテーション)
日常生活での様子を伺いながら、まずは足にかかっている負担を軽減するための足首の柔軟性獲得や足首周りの筋力強化、歩き方や姿勢の改善といった提案を理学療法士からいたします。また、痛みを和らげるためのストレッチやマッサージ、関節可動域運動や原因の一つとされる後脛骨筋などの筋力低下の改善のための筋力トレーニングを理学療法士と一緒に行います。
後述するステロイド注射などによる痛みを抑える即効性はないのですが、再発を予防する観点でも、理学療法士によるリハビリを受けていただくことをおすすめしております。
スポーツ復帰の緊急度が高い場合や症状が出る原因に応じて、テーピングなどで患部の負担軽減を図ることもあります。

・物理療法
当院では主に、超音波治療や電気治療などの機会を用いたリハビリテーション(物理療法)も実施いただくことがあります。理学療法士による運動療法は予約制ですが、物理療法は予約制ではないため、お仕事で忙しい方や学生さんたちにはおすすめです!

・薬の服用などで症状を軽減する方法(薬物療法)
内服薬:口から薬を摂取します。痛みや炎症を抑えるための非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)や解熱鎮痛剤、オピオイドなどの薬が用いられます。
外用薬:皮膚から薬の成分を吸収する、いわゆる塗り薬や貼り薬(湿布)です。非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)などを皮膚から吸収させて痛みや炎症を抑えます。

・注射
日常生活やスポーツ活動に支障をきたすほどの強い痛みがある場合は、炎症を抑える作用が強いステロイド注射を用いることがあります。
注射は一時的に症状を改善させることができますが、繰り返し行うことで、組織を脆くするリスクもあるため、症状が出る原因を改善するリハビリと並行して治療を進めていきます。
なお、当院では、超音波ガイド下で注射をしており、痛みの出る箇所にピンポイントで注射ができる環境を整えております。

・装具療法
子どもから高齢の方まで、一人一人に合わせた完全オーダーメイドのインソールを作成しています。義肢装具士による作成をしますので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。
インソールの使用により、土踏まずの部分のアーチ構造を機能的かつ解剖的に補助することで、足の本来の形状をサポートすることで足底腱膜への負担を改善します。
痛みが強い場合は、衝撃を減らすような工夫をすることができます。

手術療法

保存療法を実施しても痛みが改善しない場合は、手術をご検討いただきます。
手術の種類は様々で、関節鏡視下で変性した組織をきれいにしたり、足底腱膜が付着する踵の骨を部分的に切除したり、骨棘を切除したりするなど、病態に合わせた手術を実施します。
当院では手術を行っておりませんので、関連病院にご紹介をさせていただきます。

新たな治療法

再生医療

保存療法から手術療法への決断が難しいというお悩みが多く、そんな多くの患者さんのお声に応えるため、保存療法と手術療法の中間的な位置付けとして、「再生医療」という治療の選択肢が増えました。
当院はPFC-FD™療法を導入しております。当院では再生医療について、看護師が無料カウンセリングを行っております。お気軽にご相談ください。

お悩み
注射の治療を続けているが、なかなか痛みが取れない方
少しでも早くスポーツ復帰をしたい方
現在の保存療法で、足の裏の痛みが改善しない方
慢性的な足の裏の痛みが続いている方
手術に抵抗がある方

※再生医療の無料カウンセリング予約方法
❶お電話、窓口での無料カウンセリングご予約

電話予約はこちらから


❷WEBからの無料カウンセリングご予約

ご予約方法はこちらから

WEB予約はこちら


体外衝撃波

足底腱膜炎の新しい治療法として、
「体外衝撃波療法」が有効とされています。治療効果は約60~80%と言われています。患部に衝撃波を当てて、痛みを感じる神経伝達物質を減少させて、筋肉や骨の組織の再生を促す効果があるされています。
治療は1回あたり10~15分程度で終わります。
照射後に腫れや内出血などが生じることがありますが、重篤な副作用はございません。

足底腱膜炎のストレッチ

簡単なストレッチ方法をお伝えします。

足底のストレッチ

①タオルを準備する
②足の裏へタオルをかけ自分の身体の方へ引っ張る
 ※20秒キープ
Point!!膝を伸ばして行いましょう。

足底のトレーニング

足の裏の筋肉を伸ばすトレーニングです

ストレッチやトレーニングの方法については、当院の理学療法士のリハビリを受けていただくことがあります。 理学療法士より詳しく、わかりやすく、患者さん一人ひとりの身体の状況に合わせた方法をお伝えさせていただきます!

クリニック紹介information

島原市整形外科
島原市整形外科
島原市整形外科
島原市整形外科
島原市整形外科
島原市整形外科

ご利用案内information

島原市整形外科
島原市整形外科
島原市整形外科
島原市整形外科
MRI検査について
待ち時間対策
よくある質問
アクセス方法
ご意見箱
お知らせ
リブオ,リブスケ
Vファーレン
長崎ヴェルカ


フォトギャラリーphotogallery

  • 長崎整形外科,いでた整形外科クリニック
  • 長崎整形外科,いでた整形外科クリニック
  • 長崎整形外科,いでた整形外科クリニック
  • 長崎整形外科,いでた整形外科クリニック
  • 長崎整形外科,いでた整形外科クリニック
  • 長崎整形外科,いでた整形外科クリニック
  • 長崎整形外科,いでた整形外科クリニック
  • 長崎整形外科,いでた整形外科クリニック
  • 長崎整形外科,いでた整形外科クリニック
  • 長崎整形外科,いでた整形外科クリニック
  • 長崎整形外科,いでた整形外科クリニック
  • 長崎整形外科,いでた整形外科クリニック